脳腫瘍になんか負けません☆

  

北原先生の話は続いた。

｢ナビゲーションシステムを使って手術しますが、腫瘍のすぐ後ろに言葉をつかさどる部分があるので、言語に後遺症が残ると思います。でも、相手の言っていることはわかるし、命も今よりは長く生きられる。どちらがいいかご夫婦で考えてください。もし言葉を取るなら、再発の可能性はとても高くなります。あなたは、あだ34歳ですから、普通に考えて、これからの人生のほうが長いですから。どうしますか？うちで手術しますか？」


チャンスが来た

「その際は、先生に執刀していただけるんですか？」


「はい。僕がしますよ」



やったーーーーーーー



先生、私、４までいってないですよね？


「腫瘍を取った後、検査してみないとわからないけど、大丈夫じゃないかなとは思う。
ただ、早いほうがいいよ。お二人で外でオペをどうするか相談してきて。」


「私は、北原先生にお願いしたい。」と旦那に伝える。
旦那は、
「福島孝徳記念病院の意見も聞きたい」と言ってきた。

「わかった。明日そこにも行こう。でも、オペは先生にってのは譲らないから」と言うと
納得してくれた。

再度入室して、
「手術よろしくお願いします」
と頼むと段取りが始まる。すると奇跡が



翌週の火曜日に入っていた別の科のオペがキャンセルになり、先生の都合もあいているのでこの日が一番早くできるとのこと。


しかも、この日をのがすと、11月の下旬まで先生も、オペ室も予約がいっぱいらしいのだ。

つまり、月曜に受診して、翌週の火曜日には手術なんてーーーー

なんて強運女なんでしょう



再度、廊下で待つことに。

旦那は、
「福島孝徳記念病院はよ？」と聞いてきたけど
「キャンセルしちゃおうよ」
と答えると
「即決しすぎだし、展開早すぎ。おまえは、運強いな」
ってか強すぎだろっっ
ま、そんなあたしを嫁にもらったあんたの宿命だからあきらめちゃいなさ～い

  

北原医師は挨拶を交わしながらも、無理に診察を入れたのに
笑顔も見せてくれた。

そして、真っ先に質問されたことがこれ。

「沖縄でてんかんの症状で倒れたときに、救急車を呼んで搬送したら一番近い病院まで何分かかりますか？
また、受け入れてくれる病院はありますか?」

大丈夫です。

「というのも、脳腫瘍には、てんかんはどうしてもついてきます。その時に、地元に戻ってきちんと受け入れてくれる病院がないと、患者さんが大変な思いをされる。手術だけして、ハイ、それで終わりでじゃ僕はちょっと納得いかないからね。ここだけは必ず確認しておきたいのよ。」

いよいよ本題。

地元の大学病院で言われたことを伝えた。

「その病院で言われた通り、悪性の脳腫瘍で間違いないと思います。」

やっぱりね～

「僕はあなたの脳腫瘍はこれじゃないかなって予想している脳腫瘍があるんだけど、もしあなたのがそれで、グレード４なら、僕の医者をしてきたこれまでの経験から生きている人を知りません。なのでそのような方には、手術は勧めずに、家族などと、余生を楽しむ方向を勧めます。」

・・・・？？？？？　私のことですか？

「でも、グレード３なら、術後２０年以上生きていて今もご健在の方も知っています。それくらい、３と４では大きな違いがあります。あなたの腫瘍は、豆腐の中に根っこのある草が生えたみたいなものです。草と根が腫瘍でどこまで生えているかわからない。しかも、その草(腫瘍)は見えないので、脳と区別もつかない。大きさは握りこぶし大だから結構大きいね。」


こんなに詳しく自分の腫瘍について説明を受けたのは初めてだった。
しかも、わかりやすい。旦那もしっかりと聞き入っている。

何より感じたのは、患者を思ってくれているんだということ。



沖縄に帰ってからのことを開口一番たずねるなんて
トップに立つような医者なのに笑顔があり、優しくそれでいて距離感が近すぎないし遠すぎない。
不思議だけど、これだけは直感した。


この人に切ってもらいたい
もらおう
もらえないだろうか
  

受付で持参した画像CD-R４枚を提出し受付をすませる。

取り込むまで３０分くらいは時間がかかるとの事で雑誌を読んで待つ。

旦那は、電話で話に外に出たりと忙しい。
前日は、市議選があった為、何かと連絡があった。ごめんね旦那様。こんな忙しい時に県外までバタバタと出発して


そんな旦那の行動に、
「ひっちーひっちー電話ばっかりしてからに。ちょっとは落ち着けよ」ってちょっとイラっとした。

このイライラも脳腫瘍のせいだと思った



待つのは地元の大学病院で慣れている。そこよりも早く感じたくらいだ。


待ってる間に、病院の受付などを観察する。

元々、人間観察が嫌いじゃない。


まず、総合病院ということあって職員も多い。
ベテランっぽい人もいるので働きやすいのかな～なんて勝手に想像したりする。

予約センターには、パソコン２台あり専属の職員が対応していた。

あとで詳しく知ったが、ここにいた男性職員が、北原先生との予約を取り付けてくれたらしい。
感謝。。


お年寄りも介護士の方が迎えたりと出入りしている。

ふ～ん。地元に密着してるのね。って感じてたら、名前を呼ばれ、診察室に通された。

いよいよだ

スーパードクターとの御対～面～



  

さてさて、私の体調ともうしますと、すこぶる元気

が、


物忘れは、びっくりする位増えてます。。。

言葉が、すぐには出てこないとか、約束したことを忘れがちとか、しゃべっていて会話の途中に何を話していたかを忘れるとか（これは昔からだったなぁ）


でも、暗示にかかってるのかもしれないしな～

私、かかりやすい“アンジ～”だからな～


あと、段取りも悪くなりました。
いくつかの事を同時に進行するのを得意としていたのに、出来にくくなりました。

でもそれは、今、病気のことを考えて、治療先の事を考えて、脳がいっぱいいっぱいになっているからかもしれないし、よくわかりません。

だって、こうしてパソコンだって打つことも出来るでしょ？
ブログの更新も出来るでしょ？


だから

心配ないさ～～～～～（大西ライオン風）


古っっ
  

月曜の朝。朝一の便で羽田へ向う

姉に息子を預け、電話を頼んだ。９時からの受付開始。

①もし、午後の受診が可能なら受診予約。

②紹介状はないが、MRIなどの画像はある。

③医者は誰でもよい。


夫婦とも、翌日の福島孝徳記念病院がメインだった。
そりゃそうだ。

予約すら取れていない状況で、千葉徳洲会に行ければラッキーくらいの気持ちだった。

羽田着。姉に電話
息子は

元気だよよく寝てる～。ところでメールみた

まだ～。


予約取れたよ
北原先生が見てくれるって
１４時に病院ねいい方向に進んできてるんじゃない



まーーーーじーーーーでーーーーーー？！ーーーーー

あきらめないでよかったさ～


超うれしいんですけど


急いで向いましたよ

興奮気味に、病院に着きました。  

千葉徳洲会病院を調べると
いろんな診療科があった。もちろん脳外科もアル。


どれどれ、月曜の午後は予約のみ

私が調べていたこの日は土曜日だった。急いで予約センターに電話をかける


プルルルル・・・・・なんと土曜の予約センターは１２時までだった・・・
　あきらめないさぁ～


セカンドオピニオンを夕方６時からやっていた。
ふ～ん。羽田についてからでも電話したら間に合うかも。。

あ、診療する科が決まってるんだ
月曜は・・・・・・・



脳外科ーーーーーーー


もうこれは、ここに受診しにきてって言ってるのかもしれない

よし、姉に頼んで、私たちが飛行機に乗っている間に電話してもらおう


  

福島孝徳記念病院のクチコミを探してみた。

その中に気になるものが出てきた


「患者思いだった院長が辞めちゃったね」
「福島記念病院の評判も今後はどうなちゃうかな？」みたいな

・・・・この人のよさそうな、患者から評判の高そうな院長って誰なんだろう？

なんとなく気になっていた土曜日。姉から電話。


「せっかく千葉に行くんだから福島先生の病院以外も受診してきたら？
もったいない。絶対そのほうがいいよ」

それもそうだ。だとしたら、この元院長はどこにいるのかな？


まずは名前を検索。

色々調べると出てきた。

北原功雄医師
すごい人だ。これは間違いない。神の手と言われている福島先生の一番弟子だったらしい。

その方が、記念病院を辞めたんだ～。ふ～ん。

で、どこにいるのかな？


検索。。。。


千葉徳洲会病院
徳洲会って聞きなれた病院で安心するね～

？？ん？？この検索サイトに病院名が掲載された日って今年の私の誕生日じゃない

勝手に運命感じ始めた

  

ひとしきり泣いたら、すっきりした

そして、考えた。さぁ次いってみよ～

あのスーパードクター福島孝徳先生がいる病院へセカンドオピニオンを受けてみよう

もちろん、スーパードクターにオペをな～んて思っていない。
でも、他にもトップの医者が集まっているんじゃないかな？って思った。
ただそれだけだった。


電話をしてみる

どうせ、何ヶ月も待つんだろうな～

なんと、来週の火曜日だって　ちなみに今日は、金曜日。。。

仕事に言ってる旦那に電話で確認してから予約することにする。

旦那は一言
「まだ納得してないんでしょ？だったらあんたが納得出来るように、その病院を受診してみよう」



ですよね～


飛行機やホテルを予約




そして、出発まで、なんとなくクチコミを調べてみようと思いパソコンをカチャカチャ。


思えばこれが、運命の出会いへの始まりだったのかもしれない。。。  

旦那の知人に紹介してもらった、北海道の医者とメールでだがコンタクトを取っていた

自分の画像を送ったり、意見を求めた。この人の腕を聞いて、オペをやって欲しいなと思っていた。


しかし、前にも書いたが地元の大学病院でとの返事。

そのあと、うちの母に「母さんはどう思うの？」と聞くと

「うん、まぁ近い　から私も行きやすいし大学病院が良いかなって思うけど、、
はやいほうがいいさぁ。いろんなところ探すより、大学病院予約したら？それでいいんじゃない？」

近いから？
ふざけんな！くそばばぁ！

メスを入れるのは脳なのに、そんな理由で？

「一応予約は入れてある。けど、他も探してみる。」
そう言うと、電話を切った。


イライラして泣きそうになったから。

息子をベットへ寝かせ、顔をのぞき込む。涙が出てきた。


止まらない。止まらない。どんどん出てくる。
歯をくいしばった。でも、涙はでてくる。

結局、大声を出して一人で泣いた。

悔しかったし、わけもわからなかった。

オペをしてほしかった医者に断られたこと。
人生うまくいかないって、わかっていたけど、つきつけられた感じ。


しつこいけど、悔しかった。

いろんな事が。
オペの事。腫瘍の事。。。。


息子は？？って見ている。
そんな顔を見ると、一瞬「いつまでこの顔見れる・・・」って不安もあったんかなぁ。



ごめんよ～。でも、でも、もう少し泣かせて。。
そしたら、そしたら、また元気に笑えるからさぁ～  

ここまでのブログを見てもおわかりの通り、基本、前向きな私。

それはきっと、結構、いろんな事が起きた家庭で育ちながら、明るく生きてきたからかもしれない。
特に、４つ上の姉とは大人になってから、さらに仲もよく、バカを言い合っている




今回の事で特に感じたことが、


どうせなら笑って生きよう


やっぱりびっくりするような現実だけど、それは変えられない。

現実、事実だ。

なら、おんなじ時間、後ろを向いて泣いて暮らすより、笑って生きようじゃぁないかって思った。


でもでもでも。。。

そんな私も、へこむことだって。。。。

  

「で、どうする？うちで手術する？」
って主治医に聞かれたので、
「セカンドオピニオンをしたいので、画像など資料を貸してください」
と答えた。


実は、中学からの親友が看護婦なので、その子に紹介してもらった知り合いの医者もいて、
倒れてからすぐにセカンドオピニオンするように言われてたし、考えてた。
（私は、やって正解だったとかなーーーり納得してます）

そして、すぐに動く。基本、じっとしていられない私。カサカサしている性格なので

知人の医者に電話翌日、別の脳外科医に受診同時に、旦那の知人のつてで県外の脳外科の名医とメールで私の画像を送りやり取り。判断を聞く。


結果。


どちらも同じだった。

大学病院でオペが良いのでは？

この間、１日と半。水曜日に総合検査結果を受けたら、金曜の昼にはそんな答え。

私の心がつぶやいた。

ちょっと待って。。。

納得いかない。腑に落ちない。

よし別の病院だ

自分の身体を切らせる医者は、自分が納得できる人がいい。
単純な気持ち。だと思っていた。

でも、きっと違う。

運命に引っ張られていたんだと思う。
  

詳しい検査の結果が出る日。

旦那に、姉夫婦。父に弟。総勢６人で病院へ。

やっぱり待った医者も大変だ


詳しい説明が始まる。

「左前頭葉に握りこぶし大の腫瘍があります。このまわりの部分は１～４の腫瘍のレベルで言えば１くらいだと思いますが、ここまで大きいと、いずれ悪いことをするから、どっちにしろ取った方がいい。」

ほっっ良性なのかな？

「ただ・・・」

はい


「この中のところにレベル２～３くらい、つまり悪性になっている腫瘍があります。もしかしたら、レベル４になっているかもしれない画像もありますが、波形でみると大丈夫かと思うんだよね・・・・・採ってみないと断定した診断は出来ないけど悪性の脳腫瘍です。ま、緊急性はそこまで高くないけど、半年は待てないって感じかな」



ど～～ゆ～～こと～～～
その笑顔は、な～～に～～


「うちの病院で手術をするなら、早くても来月の半ばです。手術希望なら、来週の予約を取ってください。」



っっっって終わりかぁぁぁぁい  

紹介状を持って、大きな大学病院へ
いやぁ待った待った

しかも、入院もなし


言われた検査をすること一日おきに、述べ一週間・・・・・。

こんなの初めてってくらい検査した
息子のお風呂は、ほとんど旦那が入れてます。。。


前回のMRI検査のおかげで閉所恐怖症になりかけていた私

でもPETやCTを繰り返していくうちに・・・

お？慣れてきた？

いざ、再びMRIの日。。。

なんと、１時間１５分
途中、眠ることも出来ました

人間、慣れって怖いね

  

うちに帰宅

なんか、安心して急に眠気が


どれくらい眠ったかな？結構寝たなぁ～。


息子の泣き声で目を覚ました。お風呂に入れなきゃ。。。

旦那が息子に話しかけている。「パパとお風呂に入ろうね～」
ラッキー旦那にお願いしよー


ん？待てよ。明日病院に行ったら、そのまま入院になっちゃうかもしれないんだよな。
って事は、今日は私が入れとこう。じゃなきゃ、次はいつ入れられるかわからない。。


軽い気持ちだった。ホントに軽い気持ち。
生きる気満々だし、２～３ヶ月くらいかな～くらいの軽い気持ち。



でベットから言った私の言葉。
「待って。私が入れる。明日病院行ったら、次いつお風呂に入れられるか、わからんから」


旦那が飛んで来た

「何でそんな事言う！！」
声が震えてる。

え

そう言うと、抱きしめてきて
「絶対そんなことない！どんな医者でも、内地に行っても探すから。お前の腫瘍は絶対治してもらうから！！」

っていってくれた。


抱き合って、ワンワン泣いた。。。

そりゃ号泣したよ

なんか、やっぱりお互い、心の中でせき止めていたんだなぁって今になって感じる。
セキをきったように（漢字がわからない・・恥）ってこんなことかって、初めて知った気がする。

それくらい２人で泣きじゃくった。泣いて泣いて泣いた。

いや、３人か。息子は腹減った～って隣の部屋で泣いてたから  

検査が終わり、遅めの昼食
美味しかった


うちの家族も、旦那の両親も我が息子も病院へ集合。
たわいもない会話でお互い気を紛らわせていた。
息子が話題の中心になって、みんなを癒してくれていたのは確実だ。



「先生から結果等お話があります。」
看護婦さんに呼ばれる。

ドキドキしつつ、部屋だったかな？いや、覚えてないや。


大きめなパソコンに私の頭蓋骨と脳みそらしき白黒写真が写ってる
嫌な表現でごめんなさい

「ここに白く写ってるよね。見えるかな？つまり、結果からいうと・・・」


うんうん、結果から言うと？？？


「脳腫瘍です。詳しく検査しないとわからないけど、１～４までのグレードで１良性で４が悪性としたら３くらいまで入ってるかもしれません。」


はい脳腫瘍


「多分、手術になりうちではその後の放射線治療などが対応できないので、紹介状を出しますので大きな大学病院へ明日受診してみてください。」


わかりました。


「だから今日は、入院しないで帰っても良いですよ。」


ありがとうございました。



ちょっと、なにそれーーーー

人生初の入院は無しなのっていうか

脳腫瘍ってなんなのよーーー


  

あっという間の夜だった。

救急搬送後、病院に、姉夫婦が息子を向え、両親と弟が面会に来た。

その頃には意識も戻っていた。何が何だかわからず、笑う余裕もある私

「症状からして、脳に疑いがあるからすぐにＣＴを撮ります」
美人女医の言葉にうなずき色々検査した。
思えば、３４年間骨すら折ったこともない私。ちょっとワクワクした。

私は、特に何にも考えず「居酒屋のチュウハイは何の泡盛使ってたのかな？」とか
「妊娠・出産で久しぶりに飲んでるから、余計にまわったのかな？いや、全然酔ってなかったけどな～」などお気楽に横になってた



この裏側では。。。



旦那が呼び出し

「奥さんの脳に影が見られます。明日の朝、担当の技師が来てからＭＲＩを撮影しますが、たぶん腫瘍があるかと考えられます。覚悟していてくださいね」

はぁぁーーーー意味よぉぉ

脳腫瘍

旦那の表情に医師は付け加えたって。

「勘違いしないでください。今すぐ命がどうのこうのじゃなく、今後詳しく検査していかないとわからないけど、何かがあると思います。一番考えられるのが腫瘍って事ですよ。腫瘍があるかもって事を覚悟していてくださいって事です。とりあえず、技師が来るのを待ちましょう。たぶん、入院になると思います。」


「俺どんだけ動揺してるのが顔に出てたのかな～。」って今になって笑って話せるようになった旦那だけど、動揺するって。
パニックするって。

結婚したのが、あなたでよかったよ～

で、ＭＲＩを朝一に撮影。なんか、ここは目の上にタオルをかけられて怖かった～
技師のお姉さんも、仕事が出来そうなちゃきちゃきな感じで怖かった～
そして、長かった～  

２０１０年８月下旬。何家族かで、県外から来た知人を交えお食事
夜９時過ぎ、授乳をした後、「今日はもう飲んでいいよ」と旦那からオッケーをもらってチュウハイも飲みました
思えば、これが最後のアルコールだなぁ

さほど酔いも感じないまま（そりゃそうだ、３杯くらいじゃ～ね）帰宅

２ヶ月になる息子をを寝かしつけ、さぁ私たち夫婦も寝よう

ここからは旦那談です

いつもはグズらずに明け方まで寝ている息子が今日はすぐにグズり始めました。眠って３０分くらいかな。

しかも、旦那は前日までの疲れで疲れすぎで寝付けず、明日は仕事だと考え、寝なきゃ寝なきゃと余計に眠れないときだったそうです。普段は、息子の夜泣きに気づきもしません


解凍母乳だったから量が足りなかったのかな？ま、嫁さんがすぐに起きるんだろうな～。。。。

ん？？？じゅるじゅるじゅる？

母乳飲ませてる？あいつ、アルコール入ってるくせに
ふゆ～して

ん？？？息子まだグズってるのにじゅるじゅるってすすってる音聞こえてるってことは、どういうこと？

で、私を起こすと目は半目。口からよだれを垂らして気を失っていたそうです。


脳梗塞だ



すぐに気道を確保し、救急車を呼び、車で５分くらいの私の姉に電話。私の両親に連絡してもらい、病院が決まったらそこに来てもらうように指示。

息子をキャリーに乗せ、パンパースと着替え、粉ミルクを持って同乗。
救命士の方にお任せし、近所の総合病院へ搬送してもらいましたとさチャンチャン



ここまで、読むとうちの旦那落ち着いて対応したって感じません？


しかーーーし

実は、救急車を呼ぶときに、まず、０９８を押して、えーーっと何番だっけ救急車って０９８の何番だっけってしばらく考えたってあとでわらってましたよ～