サイバーナイフ終了

panada

2010年11月02日 23:11

無事に全放射線治療が終了した

ひとまず安心。

振り返ってみるとあっという間だった。
てんかんで救急搬送から、セカンドオピニオンをして手術まで1ヶ月かかっていない。

なんてラッキーだったんだろう。

何よりまわりの人に感謝してもしきれない

家族はもちろんだが、友人やその家族、職場の人。
主人の知人など本当にたくさんの人に心配してもらっている。
想ってもらっている。ありがたい。


実は今回の事で、家族の中で病気になったのが自分で良かったと思った。

息子なら生まれたばかりということはあっても、母親として意味もなく訳もなく自分を責めたと思う。
旦那や義理の両親にも申しわけない気持ちでいっぱいだったと思う。

旦那なら落ち込むその姿を見て決して自分の場合のように明るく
『気にしてもしょうがないさ~』なんて言えない。

いいかげんな性格の私だけど、かっこつけてるんじゃなくて本当に心底、私で良かったと思った。


ついでに『死』についても少し考えた。
正直、そんなに怖くなかった。きっとそこまで『死』が目前になかったから。

でも、ちょっと考えたときすぐに思ったのが、死んでしまう自分はいいけど
残される家族やまわりの人がかわいそうだって事だった。
どれくらいかはわからないけど、悲しみを引きずってしまうだろう。
旦那は立ち直れるかな?とか息子は母親をほとんど知らずに大きくなるんだなとか。

だからこそ、生きようって自然と思ったし
脳腫瘍に負ける気もしなかった。

そして何より、こんな経験が出来てよかったと思っている。
まぁ頭は33針縫われてフランケンだけど

たった一度の人生で病気から教えてもらえたことがあったから
これからの人生で絶対に役に立つに決まってる


やっぱり、笑って生きるって最高ーーーー